株式会社ファイン 代表取締役社長 小出 孝典様 インタビューNO.2

社屋.jpg◆独立時の苦労

田畑:その3つをすることが、小出社長の使命のような感じがしました。

今改めて振り返ると、そんな状況で、ディーラーを飛び出て、一番の苦労って何になるのでしょうか?

 

小出さん:やっぱり、時間!

時間が全然無かった。。。当たり前なんですが。車と保険屋の仕事をして、専門学校も行っていた。学校は15時からなんです。仕事をする時間は14時まで。

 

そして、学校は当たり前なんですが、試験もあるんですよ。毎日勉強しないと置いていかれるし、追い詰めれらる。この3年間は時間の大切さがよくわかった。

どんだけ詰め込むの?って感じでした。笑

 

今思うとマイナス面ばかりではなく、限られた時間でどれだけやれるかっていうのは、とても鍛えられました。

人間って、後これだけしかない!という状況になると追い詰められますよね。苦笑

そういう中でそういう環境に自分を置いたので力を出せた。

これが、時間にとても余裕があって、時間が有り余っている、という話なら、うまくいってなかったのかもしれない。自分の眠る力が発揮された。

 

田畑:時間がなかったからこそ、苦労したからこそ、今の自分に役立っているですね。

一人で独立されたんですよね?

 

小出さん:はい、一人です。結婚して、子供もいた状態でした。笑

 

田畑:奥さん、子供もいるのに独立ですか。。。よく決意されましたね。一番最初は、何からどう始めたんですか?

 

小出さん:もとは、個人の保険の代理店。そこの名刺を持って、このファインオートの店長のM店長が以前働いていたディラーに属して仕事をしていました。そのディーラーさんから、月いくらでやりつつ、学校行きつつで、始めました。

 

田畑:どんな1日のスケジュールだったのですか?

 

小出さん:大変でしたよ。笑

朝から14時まで仕事をして、15時から学校、20時までありました。そして、終わった後もみんな残って勉強するんですよ。ファミリーレストランなどで。深夜12時とか1時とかまで勉強して、帰ってました。

その中で、学校終了して、21、22時まではお客さんと携帯で話しながら勉強をやってました。ファミリーレストランの良い思い出です 笑

 

田畑:仕事と勉強両立ですね、何歳の時に独立?

 

小出さん:28歳で辞めて、29歳で学校入学。31歳で卒業、今37歳だから。。。

 

田畑:そろそろ10週年 笑

 

◆なぜ応援者が集るのか?

 

小出さん:ほんとですね。

まあ、協力してくれる人がいてくれたおかげです。支えていただける環境があったので、なんとかここまでやってこれた。お金はそんなに余裕がなかった。苦笑

 

専門学校を卒業したと同時に個人の保険代理店を辞めて、完全歩合制の代理店にかわった。車屋さんもやりたいと思っていたので、最初は知り合いの板金屋さんの事務所に入らせて頂いたんです。

板金屋さんがありがたいことに「ここ使っていいよ」って。そこで車屋さんは起ち上げたんです。私を応援してくれた板金屋さんです。

 

板金屋さんにとっても僕が入ることでメリットも出てくるんですが、なかなか貸してくれないですよね。しかも安い金額で。そこに電話回線いれてもらい、工場の一角をかしてもらって、車屋さんとしてスタートしました。小さい看板もたてて「ファインオート」としました。

お金が溜まったら移ればいいよってその板金屋の社長さんからも言われてた。2年そこにいて、その後ここの店舗に移ってきました。ここの店舗は3年になります。

 

田畑:大変ながらも、板金屋さんなど、協力する人が出てきたんですね。

 

小出さん:そうそう。だから、今、逆の立場になりたいんです。助けてもらったから。与えてもらったから。いろんな人達にできることをやっていきたいんです。

その人が幸せになることに協力できれば、また自分も幸せになると思う。いいスパイラルになってきました。

 

田畑:板金屋さんも、がんばっている小出社長をみて、何か助けてあげたいっていう気持ちを呼び起こしたんだと思いました。他に恩を感じている人っているんですか?

 

小出さん:いっぱいいすぎて…笑

ただ、とてもお世話になっているのは、介護施設の社長さんです。とても恩を感じています。もともと車の保険から入って頂き、そして車が必要になる度に、私から車を購入してくれたんです。トータル30~40台くらい買って頂いています。メンテナンスも含めて、仕事を依頼してくれるんです。そのご恩を感じて、僕も仕事のお手伝いをするようになった。信頼してもらっていると思います。介護施設の職員さんより長いお付き合いさせてもらっています。一番付き合いは古いんです。

 

パンフレット.jpg田畑:その介護施設のオーナーさんにも、恩を感じているんですね。

その社長さんや板金屋さんも含めて、小出社長が引き寄せている感じがするのですが、小出社長に応援者が集る秘訣や理由って何ですか?

 

小出さん:うーん、そうですね。。。。

 

僕がこれに挑戦しよう!って決断しているからだと思います。また、それを自分だけに留まらず、周りに伝えているからだと思います。

 

私も目の前の人が熱く伝えてきたら、助けたらなアカンなって思う。

 

当時の自分を振り返ると、

車も保険も整復師もがんばる!って、周りの人達に伝えた。そして自分にも言いきかせた。そんな中、助けてやらなあかんなって思ってもらえたんじゃないかと思う。

 

専門学校に行っている時、ほとんど睡眠してないし、疲れきっていたんですね。その時代を知っている人はやっぱり、「今の小出さんがあるのはあの時の小出さんがいるからだよね。」って言ってくれる。きっと、こんなに挑戦しているから。

 

やっぱり、助けなアカンなって思ってもらえたんじゃないかと思います。

それだけですね。

 

田畑:なるほど。小出さんが一貫しているのは、自分が出来るかどうかわからないけれども、何か挑戦しようと気概があった。それが、応援者が集る源ですね。あと、その挑戦している状況も、今もなくなったわけではなく、ずーと続いているんですね。

 

そして、小出さんのお金のためっていうエゴからはずれて、「For youの精神+挑戦」っていうことで応援者を引き寄せている感じがしました。

 

小出さん:そうかもしれませんね。

確かに、過去に助けてもらった人もいてくれたし、今、現在でも応援してくれる新しい人が出てきていますね。保険代理店の仕事を担当している(社員の)丹羽さんもその一人です。ほんとにいろいろサポートしてくれる。

嬉しいことに、私の右腕になる!って言ってくれているんです。(7月7日の開業した)接骨院の医院長もそう言ってくれてるんです。

 

小出社長と一緒にやりたい!って言ってくれる。

そんな人達が集ってきてくれているのがとてもうれしいんです。

 

今まで結構、私から誰かに一緒にやってよーっていうパターンが多かったのだけれども、相手から言ってきてくれるようになったのは、とても嬉しい状況です。自分を褒めたいというか、成長できたのかなって。

そんな状況に、幸せだなって思いながらも、それに甘えず、手伝ってくれる人に対しても何がやれだろうかっていうのをいつも考え、返していきたいです。

 

◆人との純粋な出会いの場

 

田畑:やっぱり、いつでも「For you」なんですね。

小出社長はこれから何をしていきたいと思っているんですか?

 

小出さん:そーですね。

僕がやっていることが、みんなに響いて、来てくれる場所、イベントなど、つくっていきたいですね。

簡単に言ったらバーベキューなど50人、100人規模が集る会合をしていきたい。そんな中で、友達、いろんな業種の人がきて、交流しあってほしい。

 

まぁ、異業種交流会っていうと、ニュアンスとして、「仕事がほしい」っていう人達が来ることが多い。どうしても、紹介し合おうね!っていう会になってしまう。

 

でも、そういう会でなく、「自然」と集ってくる場所。友達として輪を広がっていく場所。100人、500人でも。笑

 

○○祭りって言う感じかな~。あそこに行けば、楽しかったよって。その中でお互いが、独り占めじゃなく、個人個人やりたいことが出てきたらいいなって思っているんです。強制的にはしなくて。子供も家族も連れてきて良し!ってね。気があった人と付き合う。

 

これが僕の利益にすぐ繋がるわけではないけど、僕もそこで良い出会いがあるかもしれないので、出会える場をつくっていきたい。出会える場を求めている人って多い。

 

CIMG3837.JPG僕の経験上、異業種交流会って、ちょっと弱っている人とかが行ってしまうと考えているんです。なので、そこの場所で成功している人ってみたことない。

言い方悪いですが、数字が達成出来ない人がそういうところに行く感じがします。出来ないもの同士がなんとかしようよ。って僕には見える。

 

良い悪いじゃなくって、それは僕は違うんじゃないかと思うんですね。だから、自然な形をつくりたい。これがFor youだ!っていうのをつくりたいです。

 

田畑:確かに、そのような場所、異業種交流会などは、小出社長の言う通り、「For me」や「仕事がほしいから」っていう人が、集まってきていると思います。

「私紹介したから、あなたも」って、お互い義務化になるとしんどくなる。良いスパイラルにならない。

 

小出さん:ホント、そうです。

 

田畑:そんな義務という場所でなく、自由になる場をつくりたいってことですね。出会いの場を小出さんがつくることによって、改めて、なぜそれをすることが大切なんですか?

 

小出さん:うーん、単純かもしれませんが、僕は人が好きだから、ですね。

僕の知っている県会議員の人も、小牧の方なんですが、みんなに出会わせてあげたいって思っているんです。「For you」スタンス。

でも、なかなかマッチングする場所とか機会がない。セミナーみたいなのじゃなく、もっと気楽なところで。笑顔でみんなが喜んでもらえる場所。

 

そんな場所があったら、どんどん参加者が増えていくと思うんです。そういうことを自分が中心になってやって、感謝されるとうれしいな~ってね。笑

 

田畑:自分の利益、得することがあってやるんだけど、そこから少し離れている。「For you」のスタンスなんですね。

小出さんが、そのように自然と考えられるのは、以前出会いの場をつくってくれた、助けてくれた人たちがいたので、今度は後輩達に、継承していきたいっていう気持ちが伝わってきます。やってもらったから、今度自分がやる!って。

 

小出さん:そうです。今まで支えてもらった方がいっぱいいる。今度は、自分が助けていく番だって。出来る限りの事はやっていきたい。

 

NO.2はここまでです。

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