株式会社ファイン 代表取締役社長 小出 孝典様

◆同じ人を引き寄せる

田畑:小出さんがその資質があったんだと思いますが、やってもらったので、やろうとするというのも人間の性質だと思うんです。

でも、一方では、自分は与えられてない人なんだとか、自分だけ損してる、出会いが無い、など自分のことを卑下する人もいると思うんですよね。

小出さんにとって、これらは、同じ人間なのに何が違うと思います?

 

小出さん:良い人との出会いがあるか無いかだと思います。負の人って負の人の周りにいるんです。

 

例えるなら、

中学校でも、悪い小坊主君は悪い小坊主君のところに。 笑

勉強できる人は勉強ができる人のところに集る。

良い悪いではなく、現象としてそうなんですよね。

 

そして、そんな人達は、マイナスの言葉を発してるんですよね。マイナスの言葉を発してる人は、マイナスの言葉を発する人を寄せ付けるんです。

僕も、プラスの言葉、上にいくぞ!って言ってるので、ちょっと弱くなりかけた時でも助けてくれる人が出てきてると思うんです。

マイナスの言葉を発する人は、「ダメ」っていうことになると考えも言葉も「ダメダメダメ………」となっちゃうんですよね。笑

 

僕は「何とかしていくよ!」って声に出してやるのでそんな人達が集ってきてくれる。

 

マイナスの人って、そのプラスの出会いがないから、なお更、僕がそんな場所をつくって、そんな人達にきっかけを与えたい。人ってこんだけ良いんだよっていうことを、知ってもらいたい。人と話すだけでこんなにも楽しいんだって。そういうことを知ってくれると変わると思うんですよ。

 

絶対、人って変われる!

 

田畑:力強いですね~。そこに、小出社長のメッセージがあるんですね。「もっとあなたは出来るよ」「もっと元気になれるよ」「もっと楽しくなるよ」ってね。

 

小出さん:そうです。人って「こうしなさい、ああしなさい」って言っても、パッと変われない。そんな場所をつくって、いい人が集って、こんな良い人がいるので、人が自然といろいろ発見できたり、気づけるといい。

 

田畑:感じるってことですね~。その場に行くと、思い出したり、湧き上がるって感じですね。

 

小出さん:五感でってことですね。そして、全部で感じ取ってほしい!

 

田畑:僕もそうでしたが、マイナスの人達はその人達で、必死なんですよね。

 

小出さん:そうそう、だからこそ、その人達をプラスに変えたい。(社員の)丹羽君が一生懸命フォローしてくれているので、僕の仕事の規模が、次の段階に進める状況になってきていると思っています。

 

丹羽さん:ただいま~

(偶然にも(笑)、社員の丹羽さんが営業外回りから帰ってきたのです。そのため、3人で話すこととなりました。)

 

◆小出社長と丹羽さんの運命の出会い

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田畑:丹羽さん、ご無沙汰しております。仕事、お疲れ様です。

 

丹羽さん:先日はありがとうございました。

 

田畑:こちらこそ、ありがとうございました。早速ですが、小出さんと丹羽さんの出会いってどんな風だったんですか?

 

小出さん:僕がお世話になっている保険代理店の社長さんと丹羽くんが親戚なんですね。

 

丹羽さん:そうなんです。数年前に小出さんと会った時は、まだまだ私は若かったんです。ヒヨッコでした。笑

出会った当時は特に、深い話はしていなかったんですが、この数年ちょっといろいろありまして、小出社長と話す機会があったんです。自分はマイナスの人だった。負の人間。笑

 

小出さんと食事やお茶など会っていくうちに、今のままではダメだ!って感じがしてきたんです。

自分として、こうしたい!っていうヴィジョンはなかったので。

でも、小出さんと話していく中で、「オレはこういう人になりたい!」って強く思っていったんです。

 

田畑:近くに理想のモデルがいると、自分もそうなりたい!って感じますよね。

そんな人と一緒にいることによって、プラスのエネルギーになるのは、とてもわかります。

小出社長から、影響を受けたんですね。

 

丹羽さん:はい、とても影響を受けました。

 

田畑:今、話を聞いていて、小出社長は、丹羽さんみたいな人を増やしたいって思いがああるのではないかと思いましたがいかがですか?

ちょっと、マイナスな人を前向きにする。がんばる人になるっていう人を。

 

小出さん:そうです。丹羽くんみたいに、プラスに思ってくれる人が増えれば幸せです。そして、その人達と一緒に何かをつくっていきたいなって、(丹羽さんと)いつも話しています。

 

田畑:小出社長は丹羽さんと一緒に何かつくっていきたいんですね。今、丹羽さんは、どんな業務をされているのですか?

 

小出さん:丹羽君は、保険の営業です。まだ営業始めたばかりなんですよ。

 

丹羽さん:そうなんです。私は、もともと印刷会社の工場で10年間勤めていて、今33歳なんですね。ある時、将来のことを考えると、自分で道を切り開いていかなければならないとって思ったんです。でも、どう頑張ればいいかわからない自分もいて、すごいもどかしかったんです。

それで、小出さんのところで働こうかと思ったのですが、保険の営業ってあまりにも畑違い過ぎて、尻込みしてしまいました。

 

そんなある時、小出社長と喫茶店で話す機会があったんです。

 

すごく熱く語ってくれたんです。こんな考えがあるし、こんなやり方があるんだ!って。

その時、恥ずかしいながら、私の目に涙が出たんです。

涙が出た瞬間に僕はこの人みたいになりたい!って思った瞬間でした。僕の人生で、この喫茶店の時間は、こんな充実した時間は初めて!というくらいの時間でした。

 

田畑:涙が出たくらい感動したんですね。

それは、丹羽さんが小出社長のあるものに触れたからだと思ったのですが、小出社長の何に触れたから涙が出たんですか?

 

丹羽さん:そうですね。その言葉に愛情があった。一つ一つの表情、態度に愛情があった。自分自身が愛情不足の部分もあったとは思う。子供の頃から、長男でしたので、やって当たり前で生きてきました。

そんな僕に対して、小出社長は真剣にこれからのことを、矢印を、示してくれた。今まで、そんな人はいなかった。

そういうことを教えてもらったことも小出社長には感謝しています。今は、自分が成長することによって恩返しになると思っています。

 

田畑:そんなプラスの愛情エネルギーが、小出社長から発していて、それに丹羽さんは触れたんですね。

丹羽さんは小出さんからもらったものを後輩にも伝えていく感じもしました。

そして、今、丹羽さんの話しを聞いていると、情熱が伝わってきました。とてもビリビリ感じましたね。

 

◆何のために生きているのか?

丹羽さん:はい、ありがとうございます。そうですね。最近、継承に関しては、自分の身の回りの人達に対しても、それを意識しています。

私は、保険の仕事をしているので、若い娘さんが泣きながら僕のところに連絡がきたことがあったんです。そんな時に、小出さんが僕にやってくれたことをやってみたんです。

そしたら、その娘さんが本当にありがとう!って。私もあなたみたいになりたい!!って言ってくれたんです。その時はすごく嬉しかったです。やってもらったから、自分でやってみたんです。

 

小出さん:丹羽君の場合、見返りとか全然考えないんですよね。見返りを求めて何かをやるとダメだって、二人でいつも言っています。

自分が出来ることを精一杯やってあげるっていうことを。それだけで良いんだって。

それをなかなかパッとわかってくれる人は少ない。そんな思いを少しづつでも伝えていくことで、そして僕が実行していくことで、そんな人たちが増えればいいなって。

 

田畑:ほんと、増やしたいですね。そんなマイナスの人達もプラスの人達の中に入ることによって、そのエネルギーを感じるだけで、マイナスから離れられるんだと思います。

 

丹羽さん:ほんとに、小出社長や皆さんに感謝しています。この数ヶ月で私の人生観むちゃくちゃ変わってますもん。自分がこうでなければならないなってバシッと決まりました。

以前、もちろん仕事に対して真面目だったんですが、今思うといい加減な部分もありました。自分自身に対して特に。

ストイックな小出さんをみると、「こうなりたい!」って思えてくる。

 

最終的にはみんなの笑顔がみたい。数年前に誰かに、「何のために生きているの?」って聞いてくる人がいた。その時、僕は残念ながら、答えられなかったんですね。とても悔しかった。

今の僕は「笑うためだよ」って言うことが出来る。笑うためにどうするかを考えていこうよって言える。小出社長に出会わなければ、こんな自分とも出会わなかった。

 

Wake up call

田畑:なるほど。小出さんが、丹羽さんの人生を大きく変えたんですね。

神様がいるかわかりませんが、神様が小出さんに合わせた理由があるんだったら、なぜ丹羽さんの人生で、会わせたんだと思いますか?

 

丹羽さん:……。う~ん、そうですね。

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目を覚ましなさい!っていうことだと思います。いい加減にしときなさい!一回あの人(小出社長)と会って話してごらんなさい。そんなままでいるとダメですよ!宝物の一つとして心にしまっておきなさい!っていうメッセージだと思います。

 

 

田畑:なるほど。『目覚めなさい!』なんですね。目覚めなさいっていうことは、今まで目覚めていない丹羽さんがいたんですね。その丹羽さんに神様から、そろそろ眠っているんではなく、起きなさい!本来の自分に戻りなさい!っていうメッセージだったんですね。

 

丹羽さん:そう。その通りです。だからこそ、グサッってきたんです。なんでこれだけ涙が出るんだろうっていうくらい泣きました。

 

田畑:何かこうやって、丹羽さんと相対しているだけで、その感謝の気持ちが伝わってきます。

 

丹羽さん:ありがとうございます。僕は、小出社長と話していると、何か伝わってくるんですよね。

以前の私にも、意地やプライドがあったんですが、そんなのもうイイやって思ったんです。やり直し!!ってね。

 

田畑:丹羽さん、エネルギーがデカイ。丹羽さんのエネルギーに触れると周りの人は勝手に動いていく感じを受けました。

 

小出さん:そうなんですよ。この人(丹羽さん)を眠らせといてはダメだっと思ったんですよね。僕もすぐわかったんです。グッとくるものがありました。

 

田畑:小出社長もそれを感じられたのですね。

 

田畑:そろそろお時間がきてしましましたが、これから、お二人が改めて行きたい方向ってどこになるんですか?

今までの話しで、100人以上の大きい規模で人を集めて影響を与えるっていうのはあると思いますが。

 

◆一番元気な居酒屋!

 

小出さん:そーですね。丹羽君といつも考えてるんですが、飲食店を出してみたい。どこにも負けない元気な飲食店を一緒につくろう!って。笑

 

田畑:へぇー、いいですね。ちなみに、何屋さんなんですか?

 

小出さん:居酒屋さんにしたい。元気さだけは、どこにも負けない!っていうところ。

そこもまた、いっぱい人が集る場所。

 

田畑:100人規模の集り場所の一つとなりそうですね。そこを基点にして動いていく。

 

小出さん:そうです。丹羽君と一緒にやったら成功出来ると思える。

 

田畑:それってどれくらいまでに?

 

丹羽さん:具体的な期日はまだです。でも、そうやっていきたい!って思うんです。

その中で自分は自分ですが、小出さんも含めた皆さんが、何か困った!って言った時に、頭に一番初めに思い浮かべる存在に僕はなりたいんです。

 

田畑:小出社長に対しては、もうなっている気がしますが…笑

 

丹羽さん:はい、ありがとうございます。まだまだ未熟ですが、精進していきます。小出社長から「あいつに任せておけば大丈夫だよ」って言われるようにしたい。

 

田畑:小出社長、改めてそんな丹羽さんの思いを聞いてどう感じるんですか?

 

小出さん:僕も、ホントにそんな人に会えると思っていなかったので、嬉しいです。

だからこそ、出会いが大切だと思っているんですね。身近な人にいるようで、でもなかなか気付かない。

これは、僕の人生で偶然が偶然を呼びました。丹羽さんが印刷会社からこの仕事を選んでいなければ、一緒に仕事しなかった訳ですし、そのタイミングが偶然重なった。それを感じながら、そして出会えたことに感謝しながら、協力して、一緒の方向に頑張って行けるように、そんな道を切り開くことができたらなって思います。

 

◆まず笑顔から!

CIMG3834.JPG田畑:最後に、言い方悪いかもしれませんが、マイナスばかりの人達(以前私もそうでしたが)に何かメッセージ・アドバイスをお願いしたいです。

 

小出さん:基本的なところからやっていけばいいんじゃないかと思います。

つまり、笑顔でいてほしい。よく言われるですよね僕。小出さんは、いつも笑っているねって。やっぱり、そこからだと思う。

そして、マイナスな言葉を言わない。いつも笑っている。そんな風に生きているので、やっぱり笑顔になる。

 

出来ないって思う人は、今流行っている「お笑い」から入ってもいい。他に笑いあえる友達を見つけて、飲みに行っても良いと思う。

外に出ることが大切だと思うんですよね。外に出る場が少なかったり、独りの時間ばかりであったりするとマイナスになりますよね。まあ、独りの時間も大切だけれども、みんなと笑える場も大事。自分の道がわかったり、ヒントが出てきたりするので。

 

田畑:笑える場をつくっていきたいし、そこに繋がりが出来上がって、そんな飲食の場をつくっていくのですね。最後に1つだけ会社のPRをお願い致します。

 

丹羽さん:弊社は、相手目線に立てる車屋さんです。その人の経済状況も含め、どうすればお客さんが喜んでくれるかを一番に考えている車屋さんです!

CIMG3833.JPGいろんな車屋さんを見ましたが、ここは眩しかったです!スタッフ含めて、方向性が一緒!

新車・中古・車検・整備でもなんでもO.Kです!

誰でも来やすい!ネイル、キッズコーナー、などユニークです!

 

田畑:そうですよね。ネイルをやっている車屋さんなんて聞いたことないですもんね。笑

そんなユニークな考えをもとに、新車・中古の購入可能。車検・整備もO.K!っていうことですね。

3人でお話出来て、とても楽しかったです。貴重な時間を頂き、ありがとうございました。

 

小出さん/丹羽さん:こちらこそ、ありがとうございました。

 

途中で丹羽さんが帰られた後は、3人で話しておりました。初めて2人でのインタビューでした。
小出社長も、丹羽さんも時間を頂き、ありがとうございました!

 

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